上部(胃)内視鏡検査は胃・十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、食道癌や胃癌などの診断・治療に役立ちます。また、ピロリ菌の検査もできます。早期発見ができれば胃カメラで癌の切除もできます。症状のある方、ない方に関係なく、少なくとも年に1回は定期的に上部(胃)内視鏡検査を受け、早期の胃癌・食道癌のチェックが必要であると考えます。
口から胃カメラの検査を受けて「オェー」となり苦しい思いをした方にぜひお薦めします。鼻から入れる胃カメラは鉛筆よりも細く苦痛が大変少なくなっております。以前口から検査を受けて苦しい思いをして、今回は鼻からの検査を経験された方からは「次回も鼻からします」と言ってもらえます。また、モニターで自分の胃の中を見ることが出来るので、検査中につらかったり疑問があれば話すことができ、医師と会話しながら検査を進めることができるので安心です。ただ、まれに鼻腔が狭い方は検査が出来ないことがあり、鼻出血を伴うこともあります。
平成28年5月現在
検査内容 | 負担金 |
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胃カメラ検査のみの場合(初診の場合) | 1割負担で約1,430円~、3割負担で4,290円~ |
生検(組織検査)をする場合(初診の場合) | 1割負担で約2,750円~、3割負担で8,250円~ |